自分の体験したこと

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医療事務スクール①

 N社を辞めてから再就職先がなかなか見つからなかったので職業訓練として特定求職者給付金付きの「医療事務」講座を受講した。入校当時は、私を含めて7人の受講生がいた。左の列に3人、右の列に4人いた。私は左の列にいた。意外な事にこの講座では「掃除当番」というものがあった。男性の事務スタッフは、「毎週金曜日にこの教室の掃除をしてください。左右の列で交代でやって下さい」と言った。私はそのスタッフに、「右の列は4人で掃除をするのに、こっち(左)の列は3人で掃除をするのですか?」と尋ねた。スタッフは「はい」と言った。私が「そんなの不公平だ!」と文句を言ったらA講師にじろっと睨まれた。スタッフは「何も椅子を机の上に乗せてまでやれと言っている訳でないから。ただ、黒板と机を拭いて下を履くだけだから・・・」と穏やかに言った。けれども、私はどうしても納得出来なかった。数日後、右の列の受講生の一人が辞めた。講座が始まってから初めての金曜日、A講師はこんな嫌味を言った。「左の列の人は今日、掃除をして下さい。3人ずつの交代だから問題ないと思います」と。

 理不尽な事については黙っていられない。たとえ黙っていたとしても、その怒りが態度に出てしまう。特定求職者の給付金は、世帯全体の貯金額が300万円以下の者が受給出来る。残念ながら私は両親と同居しているので受給出来なかった。私以外の受講生は皆受給していた。受給出来なかった人がもう一人いたがつわりが酷くて途中で辞めた。

 この給付金を不正受給しているらしき者がいた。普段の言動、身なりや持ち物を考えると、「虚偽の申請をしたんじゃない?」と疑いたくなるような人が2人いた。20代半ばの女性Hさんと17、8歳の小娘AAさんである。2人共スマホを持っていたし、家ではインターネットを接続していた。特にAAさんが怪しかった。なぜなら、シャネルやルィビトン等のDCブランド品を幾つも持っていたからだ。だから、どうしても気になってしょうがなかった。講座が始まって間もない頃、「きちんと規定通りに申請した?」と主にこの2人に向かって言った。ある日突然、講座責任者のKさんに呼び出されて、「皆に虚偽の申請だの、不正受給だのって言っちゃ駄目だよ。気を付けなさい」と注意された。しかし、「虚偽の申請」や「不正受給」なんて言葉を使った覚えはなかった。言い忘れたが、HさんとAAさんは母親と同居していて一人暮らしではなかった。

 上記の事があってからちょっと喧嘩をするとすぐ事務所に報告されるようになった。最も悪質なのは、皆と言い合っている最中にメールで「青いさんが暴言を吐いている」と事務所に連絡された事である。その時Kさんが教室に駆けつけて「青いさん、どうしたの?」と圧力をかけられた。いつも私だけが悪者扱いされた。

 これを書いているうちに小学校3年生の時の学級会いじめを思い出した。学級会になる度に一方的に『私は青いさんに○○された』、『私は青いさんに△△された』と発言された。担任の教師は真相を確認したり、やった理由を私に訊いたりする事は一切せず、体罰を課した。それを面白がって、皆はある事ない事何でも発言するようになった。時には、わざと私が悪さするように仕向ける事もあった。ある子が「青いさんの暴力について」を議題にした事をきっかけに学級会いじめが始まった。夜や明け方寝ている時に度々心臓が痛くて苦しくなった。この症状はこのスクールに通っている間中ずっと続いた。

 学校(小学校から高校)や職場と同様に一挙手一投足、周囲の人にジロジロ見られ、色々文句や小言を言われた。掃除の時間に、Hさんに「全然掃けていない」と言われた。そして、AAさんには、「どこそこは拭いたの?」とか「給湯室で雑巾をゆすいでは駄目だよ」等と言われた。AAさんとHさんとはよく言い争いをした。相手が私より30年や20数年年下だったので癪に障ってしょうがなかった。雑巾を給湯室でゆすぐ事についてAAさんと喧嘩している最中に、A講師がやって来た。A講師はAAさんの味方をし、私だけが怒られた。年を取って来ると、冬に手が水に触れると「痛い」という事が起きる。その当時(47歳)は、今よりかなりやせていたので今より余計に痛かった。このスクールでは、特別配慮がなく本当に苦労した。

 短期間で膨大な量のカリキュラムをこなさなければならなかったので、授業の進行が非常に速かった。それで授業中、度々講師に質問をした。きつい性格のA講師は、「授業中に質問しないで!」、「そんな事まで説明しなければならないの!」、「何から何まで!子供じゃあるまいし」等私自身を否定するような嫌な言い方をしょっ中した。その他、(板書をしている時に言った言葉)「これは、青いさんの為に書いてあげているんだよ。本当はこんな事を書く必要はないんだけど」と言われた。

 介護算定の授業中、ある特定の事が全然理解出来なかったので、何回も同じ事をB講師に聞いた。「それで結局このサービス料は算定しなくていいのですか? つまりこの分はタダという事ですか?」といった具合に質問していたら、Hさんに、「個人的な質問は授業が終わってからにして!」と口を挟まれた。「人が一生懸命習おうとしているのに、邪魔するな!」と彼女に怒ったら、AAさんに「皆とっくに理解している!」と侮辱された。今の内容が理解出来ていないのに、次の事を習うのが苦痛でたまらなかった。