自分の体験したこと

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郵便局のパート(常用雇用)

 38歳の時のことである。

 窓口業務として入社した。窓口業務だったけれど、初めは後方で働いた(結局、窓口に出る前に離職した)。絶えず大きな声で「いらっしゃいませ!」と言わされた。これが苦痛でたまらなかった。SK社でも述べたが、私は黙々と目前の事務仕事に専念していたかった。言われた通り大きな声できちんとやっていたのに、上司に「ちゃんと声を出しなさい」と注意ばかりされた。一方、もう一人の同期のパート社員は、全然声を出していなかったのに、何も言われなかった。「不公平だ!」と腹が立ってしょうがなかった。

 自席の机の下の足元には段ボールが置いてあり、その中には厚さ2、3センチのチャック付の文具入れが10数個入っていた。この段ボールが邪魔でしょうがなかった。足を十分に伸ばせず窮屈だった。別の上司に事情を話し、これを退かせてほしいと何回か頼んだが、その度に断られた。

 引継ぎの定年間際の男性社員は全く小言を言ってこなかったが、同じ部署のCさん(私と同年代の男性社員)が色々とうるさかった。仕事にも慣れずイライラの毎日だった。ろくに足を延ばせないし、私だけが「いらっしゃいませ」と言わされるし、Cさんはうっとうしいし、もうこの職場が嫌で嫌でたまらなかった。

 ある日の退勤間際に、Cさんに、その日の業務についてごちゃごちゃ言われた。帰り間際で面倒臭かったので、適当に返答してさっさと帰ろうとしたら引き止められた。いつまでもしつこくうるさかった。とうとう我慢できなくなって、「もう、辞める!」と大声で怒鳴った。それにもかかわらず、Cさんはグズグズとうるさかったので、「辞めるから、帰る!」と騒いだ。すると、Cさんは「辞めるにしても引継ぎがあるでしょ!」と言った。「どうせ辞めるから知りません! 帰ります!」と言い張ったが、なかなか帰してもらえなかった。結局、人事責任者に呼び出されて、退職の手続きをした。2週間で離職した。退勤できたのは、退勤時刻から1時間以上過ぎた時間だった。

20代の時の会社でも帰り間際にグズグズ言われ会社の人と大喧嘩したことがあった。帰り間際はそっとしておいてほしい。

 余談。上記で自分だけが「いらっしゃいませ!」と言わされたと述べた。一番納得できなかったのは、部屋(仕事場)に入ってきたら必ず「「いらっしゃいませ!」をいいなさい、と指示されたこと。接客が仕事だから声を出すのはしょうがないにしても着席前の度に言わされるのはどうしても納得出来ない。私はトイレが近く度々離席したので余計に声を出さされた。上記でも話したが、私は黙々と目前の事務仕事に専念したい。

 余談②。人事責任者は、40代ぐらいで年賀状の仕分けのアルバイトをしたときの面接官と同じ人だった。更に言えば、「座りたければ座っていいよ」と詰め寄ってきた人と同じ人だった。47歳の時も年賀状の仕分けのアルバイトの面接に行ったが(その時は不採用だった)、面接官は同じ人だった。何年同じ部署にいるのだろう?

 余談③。発達障害の場合、環境調整で症状が和らぐとされているが、世の中自分中心には回っていない。誰も環境調整なんてしてくれない。医療事務スクール①から③、SK社、この窓口業務がいい例である。